統合失調症は治る病気と言われています。では、どのくらいの期間で治るのでしょうか?統合失調症を経験した人たちは完治できたのかについても気になりますよね。

 

統合失調症はその昔「精神分裂病」と呼ばれていました。もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんね。精神分裂病は不治の病と言われていて、発症するとずっと入院しなければいけない、と考えられていたんです。

 

統合失調症と呼ばれるようになったのは2002年からで、治療に対する意識も変わってきました。今は薬の開発もどんどん進んでいます。統合失調症は医療の進化によって不治の病から治る病気になったんです。では治療に向けてどのようにしてどのくらいで治まってくるのか解説していきますね。

 

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統合失調症が治るには長い期間がかかる?

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統合失調症が治るには長い期間がかかると言われています。さらに統合失調症は慢性的な病気で、ほとんどが完治しないんですね。

 

絶対に完治しないというわけではなく、完治の確率が低いんです。その場合は薬と付き合い続けていかなければいけません。

 

今回は「日常生活が普通に送れる=治る」を前提に見ていきましょう。

 

統合失調症が治る期間ですが、これは人によって大きく変わってきます。ただ、どの人も数日や1週間など短い期間で治ることはありません。

 

多くの人が何年、何十年という単位で統合失調症と戦っています。かなり早く治る人でも半年はかかると言われているんですよ。統合失調症の人が10年や20年と治療を続けているのは珍しいことではありません。

 

参考:統合失調症がつらくて仕事を辞めたい時はどうすれば良い?

 

統合失調症と診断されたのであれば長く付き合う覚悟を決めておかなければいけませし、当分は薬を飲み続けることも視野に入れておいた方が良いでしょう。

 

統合失調症は本当に治る?経験者はどれくらいいるの?

統合失調症が治る期間は人によってまったく違います。経験者の話を見てみるとそれがよくわかるでしょう。

 

珍しいケースですが、ある人は「2週間で治った」と話しています。治ったと言っても完治ではなく、いわゆる症状が少なくなった“寛解(かんかい)”という状態です。

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統合失調症と診断されてから2週間の入院治療をして寛解状態になった人もいれば、20年以上も統合失調症が落ち着かず闘病生活を続けている人もいます。

 

その人は20年の間に何度も入退院を繰り返しているんですね。20年というのは、かなり長い年月です。一方は2週間で統合失調症が寛解状態になって落ち着き、一方は20年経っても落ち着かず入退院を繰り返している。統合失調症が治る期間にはこんなにも大きな差があるんですね。

 

30歳を過ぎると統合失調症の症状が軽減されるという説もありますから、発症時の年齢も関係してくるでしょう。10歳で統合失調症になれば30歳になるまで20年かかりますが、25歳で統合失調症になったなら30歳になるまでは5年です。

 

差が開く原因は今お話ししたばかりの年齢はもちろん、統合失調症の重さや、発症した人の体質・環境・生活に左右されますが、もう1つの原因に「型」があります。

 

参考:統合失調症の症状がおきるそれぞれの原因は何?

 

統合失調症は大きく3つの型に分かれているんです。妄想型、緊張型、破爪型、となっています。妄想型と緊張型は薬が効くため比較的治りやすいのですが、破爪型は治りにくく、予後が良くありません。

 

治療法は?どんな薬を飲むの?

統合失調症が治る期間は長く、そしてばらつきがあるんですね。それではどのようにして治療していくのでしょうか?

 

統合失調症の治療は主に投薬治療となっています。薬を飲んで治していくという至ってシンプルなものですが、暴れたり攻撃的だったりと症状がひどく重い場合は入院して治療していく場合もあります。

 

飲む薬は“抗精神病薬”と言われるもの。抗精神病薬と言われると抵抗を感じるかもしれませんね。

 

そこで薬の作用を見てみましょう。抗精神病薬のほとんどは「ドーパミンの過剰分泌を抑制する」作用を持っているんです。こうやって作用を見てみると「なんだ、ただの薬じゃないか」と思えませんか?

 

統合失調症は治る病気ですが放置していては治りません。できるだけ治るまでの期間を短くするためにも薬はしっかり飲んで下さいね。

 

精神科の入院費用の相場については、精神科への入院費用の相場とは?かかる費用を総まとめにて詳しく書かれていますので、是非参考にしてください。

まとめ

統合失調症が治るまでには長い期間が必要とされるので、焦ってはいけません。焦りは不安やプレッシャーを呼び起こしますから、ストレスになって余計に統合失調症が悪化してしまう可能性があります。

 

経験者の話は参考になるので、統合失調症の患者さんが家族にいる、もしくは身近な人間にいるという場合は読んでおくことをオススメします。

 

治るまでの期間はもちろん、どんなことをしていたか、どんな対応をしてもらっていたかがよくわかるので役に立つでしょう。

 

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