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統合失調症を発症するきっかけはあるのでしょうか?そして発症しないためにはなにを気をつければ良いのか…。今回は統合失調症になるきっかけをまとめてみました。

 

発症にはどんなきっかけがあるのか?それがわかれば、ならないために気をつけるべきことが見えてきますよね。

 

統合失調症は精神的な病気と言われていますが、ちゃんと予防できるんですよ。

 

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統合失調症はどんなきっかけでなってしまう?

統合失調症 きっかけ統合失調症のきっかけは過剰な“ストレス”だと言われています。

 

参考:統合失調症の薬は一生飲み続ける?減薬はできない?

 

ただし未だ解明されていない部分が多い病気ですので、「ウイルスに感染してインフルエンザになる」といった感じの明確な“きっかけ”はわかっていません。
その中でもっとも有力なのが過剰なストレスなんです。

 

もう1つわかっているのが“脆弱性(ぜいじゃくせい)”

 

統合失調症の患者さんは精神面が健常者に比べて弱い傾向にあります。なんでもないところを攻撃されるよりも、弱っているところを攻撃された方が大きいダメージを受けるのは一目瞭然です。

 

今、100人に1人が統合失調症にかかっていると言われています。症状や治療の様子を見ていると遠い世界のお話に聞こえますが、実はこんなにも身近な問題だったんですよ。100人に1人というのはものすごく大きな数字です。それだけ大勢の人たちが統合失調症に悩んで、戦っています。

 

統合失調症の患者さんが多いということは、傾向が見えてくるということでもありますよね。発症したきっかけをまとめてみると「精神面に脆弱性があった」「逃避したくなるほど厳しい現実をつきつけられた」…この2つに多いんです。

 

もちろん、この2つ以外をきっかけに発症している人もいます。統合失調症を予防するためには、こういったきっかけを作らないようにしていくんです。

 

ならないためにはきっかけを作らないように!

統合失調症 きっかけ統合失調症のきっかけを作らないようにするためにはどうすれば良いか?精神面の脆弱性に不安があるなら強化し、自分自身が壊れないよう防御していくことが大切です。定期的にストレスを発散して溜めこまないようもしていくと良いでしょう。

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参考:統合失調症は家庭環境でおきる?原因やきっかけは?

 

まずは精神面について。これは周囲の環境が大きく影響してきます。両親に甘やかされて育ち、身にふりかかる問題はすべて両親が解決してくれた子供は精神面が非常に弱くなると言われているんです。

 

守られてばかりでは弱くなってしまう、と考えるとわかりやすいでしょうか?

 

もしあなたが親の立場なら過保護すぎるのはほどほどにしておきましょう。あなたが子供の立場なら、少しずつ自分の足で歩いて行くようにしてみて下さいね。いきなり1人で歩き出すのは危険ですから、焦らずに1歩ずつ進んでいって下さい。

 

精神面を守るためにはSNSの利用も“ほどほど”が良いですね。SNSは精神面にあらゆる影響を与えている、と言われています。常に人と繋がっていないと不安になる依存、なにかしら反応をもらいたい承認欲求、メッセージにはすぐに返事しなければいけないという義務感と焦燥感。

 

このうちのいずれかに覚えがあるなら、少しSNSから離れた方が良いでしょう。もしかしたらSNSに依存することで精神面に負担がかかり統合失調症のきっかけとなるかもしれません。

 

自分自身が壊れないよう防御していくためにはどうすれば良いか。やはりSNSを控えることと、ストレス対策でしょう。無理や無茶のしすぎもいけません。

 

つらいことがあった時に「まだ大丈夫」「まだ頑張れる」と思っていませんか?完璧主義の人だったり責任感が強い人だったりすると、そういう考え方をすることが多いようです。

 

頑張ろうという気持ちはとても立派ですが、そういう人こそ統合失調症やうつ病などの精神的な病気にかかりやすくなってしまいます。適度に力を抜き、たまには休んだりしないと体も心もダメになってしまうんですよ。思い当たる節があるなら少し考え方を変えてみましょう。

 

統合失調症を発症した人の実際にあったきっかけとは?

統合失調症を経験した人は、どんなきっかけで発症したのでしょうか。

 

ここでは一部のきっかけを挙げていこうと思います。

 

環境の大きな変化

ある人が就職活動をしていました。就職活動と卒論が重なり、さらに一人暮らしまで始めたところで統合失調症が発症したんです。

 

ひとつひとつは大きな問題ではないかもしれませんが、重なったことで大きな環境の変化になってしまったんですね。

 

流産

心の痛む話ですが、流産のあとに統合失調症を発症した女性もいらっしゃいます。

 

これほどの大きな出来事に心が耐え切れなかったのでしょう。

 

家族の病気・怪我

大切な家族が病気になったり怪我を負って看護をしているうちに、看護をしている側が統合失調症になったケースです。

 

まとめ

統合失調症になるきっかけはいろいろとあります。

 

大抵の場合、原因は1つではなく、いくつもの問題が複雑に重なって発症することが多いですね。

 

きっかけを知り、自分や家族や友人が統合失調症にならないよう、予防を心がけていきましょう。

 

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