統合失調症で入院治療をすることは珍しくありません。入院の際の準備や手続きの方法を知っておきましょう。知識があれば入院をすることになった時、スムーズに動けます。

 

以前は統合失調症になると“治らない”と考えられていました。それが今では薬を飲んで治すことができるようになったんです。ですが今まで不治の病と言われていただけあって、治るまでが結構大変なんですね。これらの話を聞けば「入院治療が必要になる」という話も納得できると思います。

 

それでは入院の際にしておきたい準備や手続きの方法を見ていきましょう。あらかじめ知識を身に着けておけば、事態に直面した時、困らずに済みますよ。

 

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統合失調症で入院をする時にしておくべき準備って?

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統合失調症で入院した場合、患者さんのご家族が“退院後”の準備をする必要があります。「退院後の準備ってどういうこと?まだ入院の段階なのに?」と思うでしょう。

 

統合失調症で入院治療をした場合、退院後は自宅療養という形になるんです。入院中に完治するわけではありませんので、落ち着いて自宅療養ができるように準備を進めておかなければいけないんですね。

 

さらに手続きの方法など他にもやらなければならないことがいっぱいあります。大変かもしれませんが、家族の病気を治すために頑張っていきましょう!

 

どのような準備をすれば良いのかは統合失調症の症状によって変わってきます。例えば暴力をふるったり自傷行為をするようなことがあれば、症状がひどくなった時のことを考えて危険なものは手の届からないところに置いておくようにして下さい。包丁を振り回されたりしては大変ですよね。

 

小さな子供やお年寄り、そしてペットがいる場合は避難できる場所を作っておくと安心です。症状がひどくなったら子供やお年寄りやペットがすぐに避難できるよう準備を進めましょう。

 

デイケア、生活訓練、訪問看護に通う、といったことも視野に入れて下さいね。特にデイケアや生活訓練では同じような病気を持つ人と交流することができます。似た境遇の人と話をすることで、少しずつ心が開かれていくでしょう。

 

参考:統合失調症で入院を強制的にさせる事はできる?その方法とは?

 

そして“心の準備”も大切ですね。統合失調症のことをしっかりと知り、治療に協力できる体勢を作るんです。

 

患者さんが今まで仕事をしていたのであれば仕事に復帰するかどうかも考えます。ただ統合失調症になると今まで通りの仕事を続けるのが難しくなりますから、このあたりは会社側と相談をしなければなりません。

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統合失調症で入院する時の手続き方法は?

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統合失調症で入院する時にはもちろん入院手続きを行います。

 

病院に行って入院治療が必要だと認められれば、入院しての治療が始まりますね。その時には患者さんだけでなくご家族の方も一緒に行かなければなりません。

 

それでは流れに沿って手続きの方法を見ていきましょう。

 

まずは病院で統合失調症の診察を受けますね。その後、入院が必要だとお医者さんが判断したらベッドの空き状況や日程などを確認します。入院日が決まったら連絡が来るので、入院するにあたって必要なものを揃えましょう。

 

かかりつけのお医者さん、もしくは入院する病院の紹介状。入院する患者さんの健康保険証。支払いをする人の印鑑。病院によって金額が変わりますが、前払いの保証金と諸経費。

 

入院生活に使う日用品も準備しなければなりません。歯ブラシやシャンプー、飲み物を飲むためのコップ、タオルやバスタオル、そして着替え、入院している最中に履くための靴、ですね。他に必要なものがないかどうか心配なら事前に病院へ確認して下さい。

 

参考:統合失調症の原因は親にもある?正しい対応の仕方とは?

 

入院手続きの際には統合失調症の患者さんと一緒に暮らしていて、しかも様子をよく知っている家族の同行が理想的です。

 

統合失調症の入院に実は種類がある?

統合失調症の入院に実は種類があるって知っていましたか?その種類によって若干ですが手続きの方法も変わってくるんですよ。

 

先ほどご紹介したのは、いわゆる“任意入院”と呼ばれるもの。お医者さんが入院が必要だと判断して、統合失調症である本人が同意した場合の入院ですね。私たちがよく知る入院のスタイルです。

 

次に“医療保護入院”。保護入院と呼ばれていることもあり、これは入院しなければならない本人が入院を拒否している場合にする入院です。この時には手続きの方法が若干変わり、必要なものに入院を同意する人の本人確認が必要となります。健康保険証や運転免許証で大丈夫ですので忘れずに持って行きましょう。

 

最後に“措置入院”。他人や自分を傷つけたりする可能性が高い時にする入院です。滅多に聞きませんから「そんな入院があったんだ」と驚くかもしれませんね。

 

まとめ

統合失調症の人は入院を嫌がることも珍しくありません。先ほどもお話した通り、入院中に完治するというわけではありませんので、退院後の準備はきちんと済ませておいて下さいね。

 

また、手続きの方法も一通り覚えておくと安心です。

 

必要なものさえわかっていれば足りなかったから取りに戻る、といった手間をかけずに済みますよ。

 

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