自律神経失調症になると症状として残尿感や頭痛が出てくることもある?

 

誰でもなってしまう可能性があるけれど意外と詳しく知られていないこの病気。わかりやすく症状について解説していきます。

 

 

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自律神経失調症の症状で意外と知られていないものもある?

自律神経失調症,症状,女性,改善自律神経失調症の症状というとどのようなものが思い浮かぶでしょうか?いくつか思いつくという方も、全然イメージがつかないという方もいるでしょう。それがある意味で正解です。

 

自律神経失調症というのは、体全体に分布している生きていくのに必要な機能全体をコントロールしている神経の調整がうまくいっていない状態のことです。そのため、どのあたりがどの程度調子が悪くなるのかという症状にはかなりの個人差があるのです。

 

だから自律神経失調症になると、「風邪がなかなか治らないのかな?」とか「胃腸の病気になったのかな?」と体のどこかの病気だと感じたり、精神的な症状が強い場合には周りの人から「最近様子がおかしい」とか「性格が変わってしまった?」と思われることも。

 

精神的な病気と自律神経失調症は必ずしも切り離すことができない性質のものですが、精神的な問題でなく遺伝的に自律神経のバランスが崩れやすいなど本態的な問題で自律神経失調症になりやすいなど原因についてもひとことで言えるものではありません。

 

参考:自律神経失調症とは?原因はどこにある?

 

このように原因も症状も人によって実にさまざまなので、「自律神経失調症の症状だと思っていなかったけれど実は・・」ということもあります。今回は見落としがちな「残尿感」と頻繁になる人も少なくない「頭痛」にしぼってみていきます。

 

自律神経失調症で残尿感を感じることも?

自律神経失調症,症状,女性,改善自律神経失調症の症状として残尿感が現れる人もいます。

 

残尿感とは文字通り、トイレに行ったのにおしっこがスッキリと出た感じがしない、すぐにまたトイレに行きたくなるという状態です。そのため頻繁にトイレに行き、「頻尿」と感じる場合もあります。

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どうして自律神経が乱れると残尿感を感じるようになるのでしょうか?

 

膀胱(ぼうこう)は尿を溜めておく気管ですが、実は筋肉でできています。臓器は自分の意志で自由に動かすことのできない平滑筋という筋肉でできているのです。

 

自律神経が乱れてくると活動するときに優位になる交感神経とリラックスするときに優位になる副交感神経の交代が上手にできなくなります。

 

参考:自律神経失調症の症状って?女性のなりやすいものと改善する方法は?

 

そして常に体が緊張状態になってしまい、交感神経が働きすぎてしまうこともよくあるのです。そうなると膀胱も収縮しておしっこをたくさん溜められなくなってしまいます。結果的にしょっちゅうトイレに行きたくなったりしてしまうのですね。

 

しかし、残尿感は自律神経が原因とは言い切れませんので注意が必要です。

 

頭痛になる人は多い?

自律神経失調症でなくても、「頭痛もち」という人は少なくありませんね。ストレスや緊張などで頭痛が引き起こされるのは普通のことです。

 

でも、自律神経のバランスが崩れると余計に頭痛が起きやすくなってきます。

 

頭が痛くなってしまうのは、首や肩などがこっていたり、脳の血管が急に拡張したことが原因だと考えられています。しかも、頭痛のほとんどは特定の病気ではなく原因のよくわからない頭痛だといわれています。

 

ストレスが原因で自律神経のバランスを崩している場合特に頭痛はよく起こりやすくなる傾向にあるかもしれません。

 

それは、ストレスを感じるとセロトニンという神経伝達物質がたくさん分泌されることと関係してます。セロトニンが分泌されると、脳の血管が縮んで細くなります。そして分泌が落ち着くと、縮んだ血管は反動で拡張します。その時に頭痛が起きるというメカニズムです。

 

ちなみに頭痛のときには、光や大きな音でより症状が重くなることも。なるべく静かな暗めの部屋でゆったり休息をとりましょう。

 

一見別の病気に思えることやその反対も!

今回は、残尿感と頭痛についてみてきましたがこの2つは自律神経失調症に限った症状ではないということに十分注意してください。

 

  • 残尿感に加えて排尿痛を感じる
  • 尿の色がおかしい
  • 原因のわからない腰痛がある

 

こういった症状がある場合、膀胱そのもののトラブルの可能性もあります。専門医を受診しましょう。

 

  • 頭痛が日ごとにひどくなる
  • 経験したことのないレベルの頭痛
  • 発熱をともなう頭痛
  • はげしい耳鳴りを伴う頭痛

 

このような頭痛はすぐに病院を受診するべき頭痛です。脳の病気が原因で頭痛になっているのに見落としてしまっては最悪の場合命にかかわるからです。

 

基本的に「いつもと違う激しい体調の変化」があった場合にはすぐに病院を受診してくださいね。この病気は、一見他の病気に思えたり、反対に他の病気なのに自律神経が原因だと思い込んでしまったりと判断がとても難しいのです。

 

気になることはすぐに相談できるかかりつけのお医者さんを持つと安心です。

 

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