頓服をうっかり切らしてしまったとき、またはまだ薬を処方されていないけれど辛い。そんな状況の時はありませんか?

 

パニック障害に効くお薬が市販で手に入ったら助かる、と思ったことのある方も少なくないでしょう。

 

今すぐに、なるべく早くお薬がほしいと思ったときにどうしたらよいのかについてまとめました。

 

スポンサーリンク

 

パニック障害の薬はどんなもの?

パニック障害,薬,市販パニック障害のお薬は、ざっくりと分類するなら2種類のタイプに分けられます。

 

それは、抗不安薬(軽めの精神安定剤というとわかりやすいかもしれません。)と抗うつ薬の二つのタイプです。そして、これらは病院で処方されるのが普通です。

 

抗不安薬にも抗うつ薬ももちろん安全性が確認されているからこそ、医薬品として承認されているのですが、副作用が人によっては現れたり、急な量の増減がかえって不調の原因となったりと扱いが少し難しい面もあります。

 

ただし誤解しないでいただきたいのが、副作用というものは精神科などでもらうお薬特有のものではないということです。風邪薬を飲んで眠くなってしまったことはありませんか?それとあまり変わらないので不安を感じすぎないでくださいね。

 

そういった量や副作用の面から、医師の管理のもとに服用するのがベスト、という訳で基本的には処方薬で治していくわけです。

 

では、この二つのタイプについて簡単に説明していきます。

 

抗不安薬は、名前の通りに不安な気持ちを抑えて気分を安定させ、リラックスさせる働きがあります。辛さを感じそうな場面や発作が起きそうなとき、また起き始めた時などに頓服的に飲む場合も、一日○回などの飲み方で飲む場合もあります。

 

こちらは長期間連用するのはあまりおすすめされていないのですが、即効性があるので「今とりあえず辛さを抑える」という治療にはとても有効です。

 

抗うつ薬は最近はSSRIやその次に現れた第4世代といわれるお薬がメインです。量の増減を自分でしてしまうとかえって調子が悪くなるなどの取り扱いの難しさもありますが、基本的には医師の指示に従っていればあまり心配はいりません。

 

こちらはすぐに効かないのですが、数週間で血液の中のお薬の濃度がちょうどよくなり、そうすると気分の落ち込みや不安定さが落ち着いてきます。「効いている!」という実感は感じにくいのですが、実は心の安定を図ってくれるといった感じのお薬です。

 

参考:パニック障害だけど薬をやめる。その為にすべきことや考える事は?

 

これらがパニック障害のお薬の種類の基本なのですが、市販で手に入れることはできないのでしょうか?もし手に入るなら、いざというときにとても便利ですよね。

スポンサーリンク

 

市販で手に入れることは可能?

パニック障害,薬,市販結論としては、精神安定に効果の多少ある薬は市販されています。しかし、完全に症状を抑えられるほどの強さのパニック障害に効く薬というのは市販されていません。

 

また、漢方薬なら漢方に詳しい薬局などで手に入れることができます。あまりおすすめできませんが、個人輸入で海外の精神安定剤を手に入れることがありますが、これは 完全に自己責任になってしまいます。

 

実は、効果と安全性ということを考えると病院に行って処方してもらうのが一番の近道です。家族に病院に行ったことがバレるということを気にして市販薬を買いたいという方もよくいますね。

 

でも、心療内科・精神科という風な診療科の病院もあります。そういった場所なら、もし家族に聞かれても「体の疲れが取れなくて行った」などとぼかして伝えることが可能です。

 

パニック障害は発作が出ることでさらに不安が増したりなどして、余計に治すための時間が必要になってしまうことがあります。ですから、お薬の力を借りてでもまずは発作を落ち着かせなければなりません。

 

参考:パニック障害の頓服薬に副作用はある?太るって本当?

 

そのためには、結局のところ病院で処方される薬がベストな選択肢になりうるのです。

 

なるべくお薬が早く欲しい時には?

心身ともにまいってしまっている場合には、「なるべく早く薬を飲んで辛さを取り除きたい」と思いますよね。

 

正直なところ、パニック障害・その疑いのある人には気休め的なものにしかならないかもしれませんが、「薬を飲んだから大丈夫かもしれない」と考えるための手助けになりそうな市販薬をご紹介します。

 

  • イララック(小林製薬)

こちらは漢方などの自然由来の成分でイライラや緊張に効果のあると言われているお薬です。注意書きにもあるように、長期連用するためのお薬ではありません。安心するためのつなぎとして使ってみるのも良いかもしれません。

 

  • パンセダン(佐藤製薬)

こちらもハーブを中心とした心を穏やかにするお薬です。副作用などが少ないのが嬉しいのですが、このタイプのお薬は効き目も穏やかです。病院に行くまでの補助にするのがよいでしょう。

 

また漢方薬もあります。

 

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

心身ともに穏やかに安定させてくれる作用があります。パニック障害以外の病気にも使うことがあり、病院でもよく処方されることがある薬です。

 

漢方薬については、漢方専門の薬局に行くとよいでしょう。

 

いずれにせよ、「飲まないよりは良い」といった感じで処方薬に比べると効果は弱めです。市販薬だけで治すことは難しいので、なるべく早めに病院を受診してくださいね。

 

まとめ

パニック障害の症状を抑える薬は基本的には市販されていません。

 

心身の状態を安定させて穏やかにする、というお薬は最近結構出てきました。まったく効果がないということはもちろんないのですが、処方薬に比べるとだいぶ効果は弱くなります。

 

その分副作用は弱めなのですが、服用する際には必ず用量などを守り、たくさん飲むといった使い方は絶対にやめましょう。

 

そして、なるべく早く病院を受診することを強くお勧めします。

 

スポンサーリンク