パニック障害を薬なしで治すことは可能なのでしょうか?

 

巷にはこの方法で薬なしで治る!というような情報も多く、メリットばかりが強調されているように感じてしまうことも。

 

薬に頼らないで治したい、と思う方に向けてデメリットや気を付けることを含めて、なるべく自然に治していく方法をご紹介します。

 

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パニック障害を薬なしで治すことはできる?

パニック障害 薬なしで治すパニック障害に悩む多くの人の中では、お薬を飲んで治療しているという方が多いかもしれません。お薬のメリットとしては、抗不安薬は特にすぐに効果が出るので発作を起きにくくしたり、とりあえず気分を安定させるのにとても適しています。

 

しかし、薬にもデメリットはあります。それは、多くの人の体験にあるように「お薬に頼りきり」になってしまうことです。せっかくお薬で不安を落ち着かせようとしているのにたまたまお薬を忘れたことでかえって大きな不安を感じてしまうこともあります。

 

また、SSRIなどのお薬はやめたり減らしたりするときのハードルが少し高いという点もデメリットです。離脱症状を経験しないで断薬できる方もいますが、自己判断でいきなり減らしたりすることでかえって具合が悪くなる場合もあります。

 

必ずしもお薬がダメ、ということはありませんが、色々なお薬の取り扱いの難しさを考えると「薬なしで治す」という方法を選びたいと感じている患者さんが多いことも頷けますね。

 

では、実際にパニック障害を薬なしで治すという方法に成功した人は多いのでしょうか?結論としては、パニック障害をどこで治ったと定義するかが微妙なところですが、お薬を使わずに日常生活が問題なくできるようになった方はたくさんいます。

 

誰でも薬なしで治せる、とは簡単に言い切ることはできませんが、挑戦してみる価値は十分にあるでしょう。でも、ちょっと薬なしで治すことが不安という方もいるかもしれませんね。

 

参考:パニック障害の薬は市販にはない?今すぐ欲しい時はどうする?

 

まずは、薬を使わないで治すことのデメリットを考えていきます。

 

薬を使わないデメリットは?

パニック障害 薬なしで治す薬なしで治すことのデメリットを考えていくために、反対にお薬を飲んだらどんな良いことがあるのか考えていきましょう。

 

  • 即効性がある
  • 症状が軽くなることで自身がつきやすくなる

 

この二つがお薬を飲んで治療していくことのメリットです。すぐに効果の出やすいお薬を使うことで、発作をすぐに抑えることが可能になります。そして、発作が起きずに日常生活ができることで自身がわいてくるというメリットもありますね。

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反対にお薬を飲まないとどうなるかについてです。

 

お薬を飲まないと、

 

  • すぐに発作を抑えることができない
  • 発作が起きてしまうことで自信を失いやすい
  • 症状が落ち着いた状態になることに時間がかかる傾向にある

 

このようなデメリットがあると考えられます。仕事や学校を普通に続けながら治療するとなると、少しハードルが高くなるかもしれません。

 

パニック障害でお薬なしで治すためには、「自分で考え方を変えて不安に対処していく」ことが基本になります。これはお薬を飲む治療でも共通して行うプロセスですが、より考え方をしっかりと変えていかないと症状を抑えることが難しくなることもあるでしょう。

 

参考:パニック障害だけど薬をやめる。その為にすべきことや考える事は?

 

しかし、お薬を飲まずに治すことが絶対に無理・不可能ということはありません。一人で行うことは難しいかもしれませんので、できれば医師やカウンセラーなどに相談しながらの方がより安全に薬を使わずに治療していくことができるでしょう。

 

どんなことに気を付ければよい?

先ほども少し触れましたが、薬なしで治すためには

 

  • 考え方の歪みを治していくこと
  • 自分の今の状態をありのままに受け入れること
  • 自ら行動を起こして「大丈夫だ」ということを知ること

 

この3つが主なポイントになります。

 

考え方の歪みとはどのようなことなのでしょうか。それはパニック障害になってから出てきた特有の考え方のことです。「駅に行ったら具合が悪くなるに決まっている」などの考え方がその一例になります。

 

病気を抱えていない人でも駅に行ったら偶然に具合が悪くなるかもしれませんし、いつも通り何もないかもしれません。もし、具合が悪くなりそうだと思ったらこのような方向性で考えられないか試してみましょう。

 

自分が事実をゆがんだ風にとらえているということをまずは認識するのがポイントです。

 

そして、自分の状態をリアルにしっかりと認識することも重要になります。不安を押し殺そうとしないで「今、不安に感じている」と認識してよいのです。でも、発作が起きたとしてもそれが直接の原因で命に関わるということがないという事実があります。

 

そこで、「発作が起きるかもしれないけれど、それで死んでしまうことはない」という風に考えるなどもポイントです。

 

発作が起きにくくなってきて、気分が向いたら苦手なことに少しずつ挑戦するのも有効ですね。たとえば人の多めの場所に行ったり、電車に乗ったりなどです。体調のよいときに行うのが失敗しないコツです。

 

ここまで自分でできる方法について紹介してきましたが、薬なしで治すことに失敗しないためにはなるべく専門家の指導を受けてくださいね。病院に行くとどうしても薬を飲まされる、というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、なるべく薬に頼らない治療を一緒に考えてくれる医師もいます。

 

カウンセラーなどに相談しながら治療を進めるのもおすすめです。いずれにせよ、専門家に相談できる状態で薬を使わずに治していくことがベストかもしれません。

 

まとめ

パニック障害を抱えている方の中には、薬なしで治すという方法で健康を回復した人もいます。

 

しかし、お薬にもメリットはありますし、薬を使わないゆえの難しさもありますので、できれば専門家に相談したうえで納得して治療を始めるのがおすすめです。

 

薬なしで治すためには、考え方と行動を見つめなおし、修正していくことが柱になります。

 

パニック障害の治し方の一つとして参考になれば幸いです。

 

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