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眠れない、寝付けないというような症状がある一方、自律神経失調症では昼間に眠気を催すというケースもあります。

 

昼間に眠気を感じることで、日常生活や仕事に支障を感じたり、車の運転で危険を感じてしまうこともあるでしょう。

 

そんな不快で困ってしまう眠気への対策を今日からでもできる改善策を5つ厳選してお届けします。

 

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自律神経失調症で眠気が出てくる?

自律神経失調症,眠気,改善自律神経失調症でも、昼間に眠気を催すことがあります。

 

自律神経失調症というとどちらかというと、寝付けない・眠れないというイメージを持たれる方が多いかもしれません。しかし、その症状は人によって大きく違ってきますので、昼間眠くなってしまったり、朝起きられないというように眠気に悩んでいる人もいるのです。

 

人間は一般的には、昼間活動して夜に眠るというリズムで暮らしていますね。そして、自然と朝になれば目が覚めて、夜になれば眠くなります。

 

しかし、自律神経失調症の場合、そのリズムの切り替えがうまくいかなくなってしまうことがあります。

 

具体的に言うと、朝になっても副交感神経が優位のままになってしまったりするということです。これが眠気の原因になっている可能性があります。

 

普通は、夜ゆっくりと休んでいる時に副交感神経というリラックスする時に優位になる神経が活発になります。しかし、自律神経の働きが乱れていることによって朝になっても、昼間になっても副交感神経が優位なままになってしまうのです。

 

しかし、自律神経の切り替わりや働きが乱れていることが現在の眠気の原因ですので、今眠気を感じていたとしても将来的に不眠や寝付けないといった症状に悩まされてしまう可能性もあります。

 

参考:自律神経失調症にはツボ!手や背中・足にあるツボを刺激で改善!

 

ですので、眠気の改善と同時に自律神経そのものの働きを正常に整えていくことが大切なのです。

 

具体的な改善策5選!

自律神経失調症,眠気,改善では、今日からでもすぐにできる眠気対策を5つご紹介していきます。

 

  • 朝起きたら手足をこすり合わせてみる

お布団の中でもできるので、これはお手軽ですね。実は手のひらや足の裏にはたくさんの神経が張り巡らされています。その神経を刺激してあげることで、頭がすっきりしてお布団から出るのが少し楽になるはずです。

 

  • とりあえず、朝日を浴びてみる

眠気が辛くても、とりあえず窓・カーテンを開けるというところまでは頑張ってみてください。朝の強い光を浴びることで、交感神経(本来昼間活発になる神経)の働きを高めることができるからです。天気が悪い日を境に習慣がなくなってしまわないように日が照らなくても毎日窓を開けましょう。

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  • 熱めのシャワーを浴びる

夜はぬるめのお風呂にゆっくりというのが一番なのですが、朝は41℃のシャワーを数分間浴びるのがおすすめです。交感神経を刺激して、体の活動モードを目覚めさせてくれますよ。しかも、眠気が覚めるだけでなく41℃の朝シャワーをすることで一日中体臭を抑える効果もあるといわれています。

 

  • 口を動かす

理想は朝ご飯をしっかりと食べることです。内容は食べやすいもの、食べたいものなどで構いません。朝ご飯を食べた方がいいというのは、脳にエネルギーを届けてあげるため、また口を動かすことで脳に刺激を与えてあげるためです。無理ならガムを噛むのもおすすめです。

 

  • 起きたくない体操

冗談のような名前ですが、子供が駄々をこねるときのように布団の中で手足をバタバタします。声に出して「起きたくなーい!」などと言ってみてもOKです。これには体全体の血流を良くして、声を出すことでさらに脳に刺激を与えようというものです。なかなか起きられない時にこそ試してみたいですね。

 

参考:自律神経失調症からくる頭痛や吐き気を止めるには?

 

ここまでで5つの目が覚める方法をご紹介してきました。どれも、特別な道具などは一切必要ありません。今日からでもこれを意識した生活習慣を始めてみませんか?

 

それでもスッキリしない場合は?

それでもスッキリしないという場合、朝神経が上手く切り替わらない原因に夜の寝つきの悪さや眠りの質の悪さが隠されているという可能性があります。

 

自律神経失調症の方の場合、睡眠導入剤をもらっているという方もいるでしょう。それでもなかなか寝つきが良くならないという場合、以下の二点をチェックしてみてください。

 

  • 薬を飲んだ後スマホをいじったり、何かをしようとしていないか
  • カフェイン入りの飲み物を夕方以降に飲んでいないか

 

この二点をまず確認してみてください。このちょっとした習慣でもうまく薬の作用が十分に発揮されないことがあります。心当たりのある場合はそこから治してみましょう。

 

この2つが思い当たらないという場合は、今のお薬が合っていない可能性があります。いわゆる睡眠薬でも「効果が短く強めのもの」、「効果が長く穏やかなもの」など眠りのトラブルのタイプに合わせていろいろな種類がありますので、今の状態をありのままに医師に相談してみてくださいね。

 

さて、お薬をもらっていないという方の場合、病院にはかかられているでしょうか。

 

自力での生活習慣の改善でどうにも改善ができないという場合には、病院で診察を受けるというのもひとつの方法です。お薬の副作用が気になり受診をためらう方もいるでしょう。

 

しかし、お薬の副作用よりも怖いのが「原因をいつまでも見つけられずに不調が長びくこと」です。

 

自分で気づくことのできなかったところに、眠りや眠気のトラブルの原因が隠されているかもしれません。ぜひ、迷っているなら病院に行かれることをおすすめします。

 

まとめ

自律神経失調症では、昼間に眠気を催したり、朝起きづらいという症状が出てくるということがあります。

 

これは、夜の寝つきが悪いことや熟睡できていないこと、そして朝になったのに活動モードに体が切り替わらないことなどが理由として考えられます。

 

そこで試したいのが、

 

  • 朝日を浴びること
  • お布団の中で体を動かすこと
  • 朝ご飯を食べる、またはガムを噛むこと

 

などの方法です。眠気の改善に役立つ方法なのでぜひ今日からでもお試しください。

 

そして、寝つきが気になる場合、処方薬を正しく使うことが大切です。今お薬を飲んでいない場合、お薬を使うことに抵抗を感じるかもしれませんが、医師が必要であると判断した場合、適切に使用すればほとんど問題なく使用できますので、怖がりすぎないでくださいね。

 

眠気のことを考えるときは必ず、眠りそのものとセットで考えるようにしましょう。

 

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