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ときに息苦しいと感じることもある自律神経失調症。日常生活を送るうえで解決しておきたい息苦しさの改善策とどんなお薬を処方されるのかについてまとめました。

 

治し方や薬について知って突然襲ってくる息苦しさを治していきましょう。

 

 

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自律神経失調症で息苦しい?

自律神経失調症,息苦しい,改善,薬息苦しい、というと心臓や肺などの病気を疑うことが多いですね。でも、自律神経失調症の方が息苦しさを訴えることはよくあることです。

 

なぜ、内科的な問題がないのに息苦しいという症状が出てくるのでしょうか?

 

まずは、息苦しさがあまりにもひどい場合には内科的な異常がないか検査をしてもらうのが基本です。それで異常がなくて初めて、自律神経の問題ということを疑う訳です。

 

呼吸をするのには、横隔膜などを使いますが、そのコントロールにも自律神経が関係しています。呼吸をコントロールするための神経の調子が崩れているために、呼吸がうまく出来ないと感じたり、息苦しく感じてしまう訳です。

 

また、息苦しさの他に喉に違和感を感じたり、詰まっているように感じてしまう場合もあります。これも、実際に喉に何か問題が起きているのではなく、精神的なストレスで起こっているケースもあります。

 

このような喉の違和感があるのに内科的に問題がない症状は「ヒステリー球」と呼ばれています。これも自律神経のバランスが崩れていると起こります。

 

喉(食道)の筋肉が緊張して固くなってしまっているために異物感を感じるのです。筋肉がこわばっているために食堂が圧迫されているので、喉に異常を感じるのですね。

 

ただ、二度手間だと思われるかもしれませんが、息苦しさも喉の異物感などは自分で「自律神経の問題」とか「心の問題」と決めるのは危険です。本当に呼吸器や循環器、喉などに異常がないか内科や耳鼻咽喉科で診察してもらうのがおすすめです。

 

参考:自律神経失調症の改善に!ウォーキングの時間はどのくらいが最適?

 

重大な病気を見逃してしまって後悔しないためにも、一度専門の病院を受診して下さいね。

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自分でできる改善策は?

さて、自分でできる改善策をいくつかご紹介していきましょう。

 

繰り返しになりますが、ぜひ本当に体の異常がないか調べてから、ストレス面の治療・自分でのケアに移行してくださいね。

 

  • 体をしっかり温める

冷えも自律神経に悪い影響を与えることがあります。寝る2,3時間前にお風呂に入って温まり、その熱を逃がさないように温かくしてリラックスしましょう。

 

  • 栄養バランスに気を配る

神経をしっかり働かせてあげるために、ビタミンB群・ビタミンCを中心になるべくビタミンをしっかり摂るように気を付けましょう。食物繊維の多いものもおすすめなので、食事や間食でフルーツを取り入れてみるのはいかがでしょうか?

 

  • 朝起きたら光を浴びる

朝起きたら活動モードのスイッチを入れるために、出かけない日でも必ず窓を開けて光を浴びてください。朝明るい光を浴びる、夜は暗くするという昼夜のリズムが自律神経を整えることに役立ちます。

 

  • 軽い運動をする

軽い運動をすると、呼吸が整い自律神経にもよい影響を及ぼします。ストレスに感じない範囲で運動を生活に取り入れましょう。

 

参考:自律神経失調症が悪化してしまう原因とは?

 

どれも簡単にできそうなものばかりなので、病院での治療にプラスしてみましょう。

病院ではどんな薬が処方される?

病院では、抗不安薬漢方薬などを処方されます。抗不安薬や漢方薬には、固くなった筋肉をほぐす作用があるものもあります。

 

不安な気持ちを和らげながら、体の緊張をほぐします。

 

自律神経のバランスが崩れた原因に気分の落ち込みなどがあり、治療が長期化しそうな場合、抗うつ薬を使用する場合があります。抗不安薬は一時的にはとても効果がありますが、長期にわたって服用するのは依存性の面などで心配があるからです。

 

まとめ

自律神経失調症では、息苦しいと感じたり喉の違和感を感じる場合もあります。基本は体の異常がないか、まず調べることです。

 

それで異常がなければ、ストレスのケア・必要に応じて投薬と並行しながら生活の改善・食事の改善に取り組みます。

 

まずは、いつもと違う症状が出たら病院で相談してくださいね。

 

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