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自律神経失調症になりやすい性別、年代はあるのでしょうか?女性が多いなどの情報もありますが、男の20代・30代ではどうなのでしょうか。

 

本当のところはどうなのか詳しく調べてみました。

 

 

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自律神経失調症が多い年代や性別はある?

自律神経失調症,男,20代,30代ご存知の方も多いかもしれませんが、自律神経失調症は男性よりも女性の方が多く、さらに30~50代など中年以降の女性がとくになりやすいといわれています。

 

でも、多くないものの子供でもなってしまう場合もありますし、男性ならならないという訳ではありません。どうして中年以降の女性に多くなるのかというと、ホルモンバランスの関係が指摘されています。

 

女性は男性に比べてホルモンバランスが変化するタイミングがたくさんあります。毎月の月経もそうですし、妊娠・出産や閉経などでもホルモンバランスが常に変化しています。

 

自律神経はホルモンバランスの影響を受けやすいので、ホルモンバランスが崩れやすい女性は男性にくらべて自律神経の調子が悪くなってしまう場合が多いという訳です。しかも、30~50代というのはとても社会的にストレスを受けやすい年代でもあります。

 

女性の場合、今まで働いていたのに育児が中心の生活になるなどの環境の変化があったり、職場と家庭の兼ね合い、人間関係など色々なストレスが襲ってきます。

 

女性に限ったことではありませんが、ストレスを感じていると交感神経が優位になります。交感神経が不必要なタイミングでもずっと優位になっていると、筋肉のこりからくる痛みや不快感、疲労回復の遅れなどの様々な身体的症状が起きてきます。

 

仕事を外でしている女性の場合、仕事と家庭の兼ね合いで悩んだり、反対に専業主婦で家にいる場合、社会からの孤立感からストレスを感じたり、働きたいけれど様々な理由から今すぐに働けないことへの葛藤などでストレスを感じたりしがちです。

 

このような理由で30~50代の女性に自律神経失調症が多くなっているとも考えられます。

 

参考:自律神経失調症でイライラするときの薬は?

 

ここまでは女性をターゲットに自律神経失調症についてみてきましたが、今度は最近増えている若い男性の自律神経失調症について考えていきます。

 

男の20代・30代はどうなの?

男の20代・30代というと少ないイメージがあるかもしれませんね。

 

確かに全体では多数派という訳ではありません。でも最近増えているといわれていて、症状に悩む男性も少なくありません。

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男の20代・30代の方が自律神経の調子を崩してしまう理由には次のような理由が考えられます。

  • 就活のプレッシャー
  • 新しい職場への適応が上手くいかない
  • 残業などで就寝時間が不規則になる
  • 運動不足
  • 栄養の偏り

20代前半では就活という受験以来のプレッシャーに悩む方も少なくありません。しかも、やることがありすぎるので同時に睡眠時間も少なくなりがちです。

 

就職しても、新しい職場へ適応することにストレスを感じる場合もよくあります。「誰でもあることだから、そんなことで病気になるなんて」と思われるでしょうか?しかし、真面目でなかなかNOといえない性格の人などは特にそのストレスを強く感じがちです。

 

また、この年代は仕事の多忙さのためになかなかストレス解消のための時間を取れないという問題点もあります。自律神経失調症を防ぐために、運動が効果的ですが時間がないとなかなか運動する時間を積極的に確保するのも難しいですよね。

 

また、晩婚化が進んでいますのでこの年代の場合独身のかたも多くなるでしょう。そうすると、どうしても自分一人のためにきちんとした食事を用意するのが億劫に感じたり、お休みともなれば自分の寝たい時間に寝て、起きたのは昼を過ぎてから・・というようなライフスタイルも珍しくありません。

 

参考:自律神経失調症とうつの違いって?関係はあるの?

 

自律神経は時間帯によってもコントロールされているので、不規則な時間での生活が続くと調子を狂わせてしまう場合もあります。最近男の20代・30代で自律神経失調症が増えているのにはこのような理由が考えられそうですね。

 

自律神経を乱してしまう要因とは?

自律神経を乱してしまう要因は、

 

  • 継続的なストレス
  • ホルモンバランスの変化
  • 睡眠不足などの不規則な生活
  • 栄養バランスの偏り

 

他にもありますが、これらが一般的にいわれている代表的な理由です。

 

思い当たるものはありませんか?これらが続いていると、どうしても何となく調子が悪いという状態になってしまい、気が付いたら自律神経の調子が悪くなっていたということにもなりかねません。

 

自律神経は調子を狂わせてしまうと、症状の辛さから気分が落ち込んだりと悪循環になってしまう心配もあります。症状が軽いうちに病院で相談すると同時に、生活習慣を自主的に治していくことが必要です。

 

まとめ

女性の中年以降に多い自律神経失調症ですが、20代・30代などの若い男性でもなってしまう可能性は十分にあります。

 

心の問題であるとか、気持ちが弱いからなどと誤解されがちですが、誰でもなってしまう可能性のある病気です。ストレスを抱えていたり、それが解消できないような状態であれば若い男性でも自律神経の調子が悪くなります。

 

もしかしたら?と思ったら早めの対処が肝心です。気のせいと片付けないで心療内科などの病院を受診してくださいね。

 

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